文学史対策問題集No.004~『伊勢物語』について解説~

文学史対策問題集
この記事はこんな人に向けて書かれています

 

・大学受験の文学史対策をしたい人
・『伊勢物語』について知りたい人

ことのは
ことのは

こんにちは!
国語予備校講師のことのは(@kokugohaku)です!

過去3年分の問題を分析した国語予備校講師が、
効率よく文学史問題を対策するための問題を厳選して出題しています。

さて、本日の問題は?

 

問題
『伊勢物語』の主人公のモデルになったと言われているのは誰か?

 

1.源融
2.藤原道長
3.平貞文
4.在原業平

今回は単純な一問一答問題ですね。
さて、答えは決まりましたか?

答え

4.在原業平

★『伊勢物語』は在原業平をモデルとした男を主人公とする作品

「伊勢=業平」でおぼえてしまいましょう。

ちなみに…
1.源融・2.藤原道長は『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルとなったと言われています。
(ここに関してはいろんな説があるのでよくわかりません)

3.平貞文は、前回の歌物語で紹介した「平中物語」のモデルとなった人です。
本文中で「平中」と呼ばれてることに由来します。

どちらも覚えておく必要のない知識です。紹介までに。

解説~『伊勢物語』ってなに?~

まずは基本データを紹介します。

【成立年代】平安初期(約900年)
【作者】不明
【あらすじ】在原業平をモデルとした主人公「男」の恋愛遍歴
 

【成立年代】平安初期

成立年代は平安初期(約900年)です。

『源氏物語』(約1000年成立)よりも前に成立していると覚えておけばOKです。

不安な人は「歌物語」についての記事をチェック!

【作者】不明

作者は不明です。
よって、よくある「作者は誰か」的な問題が出ることはないです。

覚えることが一つ減った!やった!(?)

【あらすじ】モテ男の恋愛遍歴

在原業平は、平安初期を生きた歌人です。

天皇の5番目の子どもとして生まれました。
生まれた順番で皇位が継承されていくこの時代。
5番目の子どもに天皇の座が回ってくる可能性はかなり低いです。

自由と身分があるという最高の状況(?)を利用して、奔放な生活を送っていたようです。
ウワサになった女性の数は数え切れないほど。
現代でも美男子・イケメン・プレイボーイと評価されます。

『伊勢物語』は全部で125段(125章と考えてください)あり、
それぞれ「昔、男ありけり。」(昔、男がいた。)という書き出しで始まります。

この主人公「男」が女性と出会って
・恋に落ちたり
・旅をしたり
・友人と交流したり
する様子を描いています。

天皇の妻と駆け落ちしようとするとか、
一生独身を貫かなければならない身分の女性と恋におちるとか、
現代の恋愛小説と変わらないレベルの
どきどきはらはら・ストーリーが展開されます。

とはいえ、実話であっても、ある程度の脚色はあるでしょうし、
業平みたいなイケメンだったらこんな恋愛をしているだろう(していてほしい)と、
一般人の妄想と願望から作られたエピソードもあるでしょう。

まとめ

本日の問題で覚えておくべきことはこちら(再掲)

★『伊勢物語』は在原業平をモデルとした男を主人公とする作品

本日はここまで。
次回もお楽しみに!

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