文学史対策問題集No.030~『風姿花伝』について解説~

文学史対策問題集
この記事はこんな人に向けて書かれています

 

・大学受験の文学史対策をしたい人
・『風姿花伝』について知りたい人

ことのは
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こんにちは!
国語予備校講師のことのは(@kokugohaku)です!

過去問を分析した国語予備校講師が、
効率よく文学史問題を対策するための問題を厳選して出題しています。

さて、本日の問題を確認してみましょう!

『風姿花伝』の作者はだれか?

 

1.上田秋成
2.兼好法師
3.世阿弥
4.本居宣長

選択肢になっている人の作品名が全部思い浮かぶのが理想ですね。

さて、答えは決まりましたか?

答え

3.風姿花伝

★『風姿花伝』は世阿弥が書いた能の理論書
★『風姿花伝』は室町時代に成立

今回テーマになる『風姿花伝』は下で詳しく解説するとして、他の選択肢を吟味しておきましょう。

1.上田秋成:雨月物語
→詳しくは別の回で
2.兼好法師:徒然草
→詳しくはNo.028
4.本居宣長:古事記伝・源氏物語玉の小櫛
→詳しくは別の回で

作者と作品名を一致させる問題が頻出です!

復習しておきましょう!

解説~『風姿花伝』について~

『風姿花伝』という作品を解説します。

まずは基礎データを確認しますね。

【作者】世阿弥
【成立年代】室町時代
【あらすじ】能の理論書

「能」という伝統芸能を知っていますか?

歌舞伎・浄瑠璃・能楽は日本を代表する伝統芸能です。

基本は演劇なのですが、特徴を挙げるとすれば、登場人物が「能面」をつけて舞台にあがるところです。

歴史の教科書で見たことないですか?こんなやつ↓

出典:Wikipedia

今回のテーマ・『風姿花伝』について知るために「能」の成立の歴史を確認しましょう。

「能」の歴史ははるか昔からあるのですが、日本史の教科書に出てくるのは室町時代。

室町幕府の第3代将軍・足利義満は大の文化・芸術好き。
文化保護として、お金もたくさん出していました。

保護された芸術のうち、完成した舞台芸能が「能」。

完成させたのは観阿弥(父)・世阿弥(子)の親子でした。

見てくれる人に感動を与えられる演劇とは?を考え続け、理論書として作り上げたのが『風姿花伝』なのです。

作者は子・世阿弥です。

風姿花伝は同じジャンルの作品がないので、独立した知識として必要です。

作者名ももちろんですが「成立年代=室町時代」が出題されることも多々ありますので、覚えておきましょう。

『風姿花伝』のまとめ

今回の問題で覚えておくべきことはこちら。(再掲)

★『風姿花伝』は世阿弥が書いた能の理論書
★『風姿花伝』は室町時代に成立

作者名と作者名、そして室町時代という成立年代がよく出題されます。

本日はここまで!
お疲れさまでした!

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