こんにちは!ことのは(@kokugohaku)です!
しばらく近現代文学からの出題が続いておりますが、本日もです!
西日本の大学では近現代文学史が流行りなのだろうか…?
それでは本日の問題です!
問題
小さいころに読んだことがある、など、知っている人は一問一答問題です。知らなかったとしても、他の選択肢は作者名も知っておきたい作品ですので、消去法で選ぶのもありかと思います。
さて、答えは決まりましたか?
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答え
今回は「☆の項目を一つ覚えておく」または「★の4つの項目を全て知っている」のどちらかで解けた問題でしたね。
解説
宮沢賢治の作品について
宮沢賢治の作品は、大人になる上でどこかで出会ったことがあるのではないでしょうか。『注文の多い料理店』は国語の教科書に掲載されていますし、『セロ弾きのゴーシュ』『銀河鉄道の夜』そして、『雨ニモ負ケズ』を暗記した人もいるでしょう。
入試の文学史問題に対応するとすれば、『春と修羅』という詩集のタイトルや、『永訣の朝』という大事にしていた妹が亡くなったときに作ったとされる詩も知っておきたいですね。
宮沢賢治は、農学校で農業について教えるかたわら執筆活動をしました。
素朴な詩、幻想的な世界観が魅力です。
今回、この問題を取り上げるにあたって『よだかの星』を読み返しました。
いやあ…泣けますね。
童話を大人になって読み返すと子どもの時とは違った視点で感動する、と言います。確かにそうでした。
今読んだ個人的な感想ですが、たとえ人にばかにされても。自分自身の意志で滅びたいと思っても。
滅ぶために下降するのではなく、空に向かい高いところを目指す姿に心を打たれました。
人に何と言われようとも、素朴にでもいいから自分の思うように生きて行こうと思う今日この頃です。
作者の意図と私の感想があっているかどうかは分かりません。
でも入試問題でない場合はどう受け取るか、どう生かしていくかはそれぞれです。
またちゃんと感想書こうかな。
せっかくなので、青空文庫に掲載されている『よだかの星』のURLを紹介しておきます。10分もかからない程度で読めると思います。みなさんはどう感じましたか?
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