
ことのは
こんにちは。
国語予備校講師のことのはです!
過去問を分析した予備校講師が、効率よく文学史問題を対策するためにテーマを厳選して解説しています。
今回の記事では『万葉集』を扱います。
知識に不安があれば、練習問題に挑戦する前に『万葉集』の解説を確認しておきましょう。
では、今回の練習問題に挑戦!
問題
問1
『万葉集』が成立したのはいつか?
『万葉集』が成立したのはいつか?
1.奈良時代
2.平安時代
3.鎌倉時代
4.江戸時代
問2
『万葉集』の撰者と言われているのは誰か。
1.紀貫之
2.藤原定家
3.天智天皇
4.大伴家持
『万葉集』の撰者と言われているのは誰か。
1.紀貫之
2.藤原定家
3.天智天皇
4.大伴家持
類題出題歴
問1 2022年青山学院大学
問2 2022年東京経済大学
問1 2022年青山学院大学
問2 2022年東京経済大学
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↓(答えが出ます)
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答え・解説
問1:①奈良時代
『万葉集』は奈良時代の成立です。
現存する最古の和歌集ですよ!
問2:④大伴家持
『万葉集』の撰者は大伴家持です。
①紀貫之:『古今和歌集』の撰者
②藤原定家:『新古今和歌集』の撰者
③天智天皇:『万葉集』の代表歌人
②藤原定家:『新古今和歌集』の撰者
③天智天皇:『万葉集』の代表歌人
①紀貫之と②藤原定家は「撰者」つながりでよく同じ問題の選択肢になります。
混同しないようにしておきましょうね。
『万葉集』のポイントをまとめておきますね。
★『万葉集』の撰者は大伴家持
★『万葉集』の成立年代は奈良時代
★『万葉集』は和歌集である
★『万葉集』はさまざまな立場の人の和歌が収められている
★『万葉集』の歌風は「ますらをぶり(男らしい)」と表現される
本日はここまで!
おつかれさまでした♪
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