大学受験文学史【万葉集】を扱った問題に挑戦!

★問題挑戦編
ことのは
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こんにちは。
国語予備校講師のことのはです!

過去問5年分以上の大学入試の文学史問題を分析した結果から「よく出る問題」だけに絞って出題・解説します。

今回は『万葉集』を扱います。

そもそも『万葉集』って何だ?問題解ける気がしないぞ?と思った場合は、基礎知識を整理したページを先に読んでから挑戦してみてください。

では、今回の練習問題に挑戦!

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問題

問1
『万葉集』の撰者は誰か。

1.額田王
2.柿本人麻呂
3.大伴家持
4.紀貫之

問2
次のうち勅撰和歌集でないものはどれか。

1.金葉集
2.万葉集
3.古今集
4.千載集

問3
次のうち、万葉集に和歌が収められているのは誰か。

1.紀貫之
2.藤原定家
3.在原業平
4.山上憶良

類題出題歴(一例)
・2022年 青山学院大学(文)
・2018年 熊本大学

↓(答えが出ます)

答え・解説

問1
『万葉集』の撰者は誰か。

1.額田王(代表歌人)
2.柿本人麻呂(代表歌人)
3.大伴家持
4.紀貫之(『古今和歌集』の撰者)

『万葉集』の撰者は「大伴家持」です。
単純な一問一答問題でした。

・『万葉集』の撰者は大伴家持

問2
次のうち勅撰和歌集でないものはどれか。

1.金葉集
2.万葉集
3.古今集
4.千載集

勅撰和歌集とは、天皇の命令で作られた和歌集のことです。
『万葉集』には天皇が関わっていないので、勅撰和歌集には分類されません。

※勅撰和歌集については【勅撰和歌集】一覧!順番・覚え方は?を参照してください。

・『万葉集』は日本最古の和歌集

問3
次のうち、万葉集に和歌が収められているのは誰か。

1.紀貫之(『古今和歌集』の撰者)
2.藤原定家(『新古今和歌集』の撰者)
3.在原業平(六歌仙)
4.山上憶良

山上憶良は奈良時代の歌人で、『万葉集』の代表歌人です。
『万葉集』の代表歌人はよく問題になっていますので、復習しておきましょう。

・『万葉集』の代表歌人は額田王・天智天皇・柿本人麻呂・山部赤人・山上憶良

『万葉集』はココが出る!まとめ

『万葉集』で覚えるべきポイントをまとめます。

チェックポイント

・『万葉集』の撰者は大伴家持

・『万葉集』は奈良時代に成立

・『万葉集』は日本最古の和歌集

・『万葉集』はさまざまな身分の人の和歌を収録

・『万葉集』の歌風は「ますらをぶり」と形容される

・『万葉集』の代表歌人は額田王・天智天皇・柿本人麻呂・山部赤人・山上憶良

ことのは
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これさえ覚えれば、『万葉集』関連の大学受験文学史問題の9割は解ける!

今回はここまで。
定着させるために、繰り返し問題を解いてくださいね。

『万葉集』の基礎知識を確認しておきたい場合はこちらのページを確認してください。

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