文学史対策問題集No.022~『新古今和歌集』について解説~

文学史対策問題集

この記事はこんな人に向けて書かれています

・大学受験の文学史対策をしたい人
・『新古今和歌集』について知りたい人

ことのは
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こんにちは!
国語予備校講師のことのは(@kokugohaku)です!

過去問を分析した国語予備校講師が、
効率よく文学史問題を対策するための問題を厳選して出題しています。

本日の問題を確認しましょう!

次のうち、『新古今和歌集』の撰者は誰か。

1.紀貫之
2.藤原俊成
3.藤原定家
4.源俊頼

今回の問題は『新古今和歌集』の撰者を選ぶ一問一答の問題ですね。

さて、答えは決まりましたか?

答え

3.藤原定家

★『新古今和歌集』は鎌倉初期に成立
★『新古今和歌集』の撰者は藤原定家
★『新古今和歌集』の代表歌人は、藤原定家・藤原俊成・西行など

文学史対策問題集No.007で勅撰和歌集の概要を説明しました。

『新古今和歌集』は文学史の問題で頻出ですので、復習しながら理解していきましょう!

解説~『新古今和歌集』について解説~

まずは『新古今和歌集』の基礎データを確認していきましょう

【成立年代】鎌倉時代初期
【撰者】藤原定家
【ジャンル】勅撰和歌集
【特徴】幻想的・幽玄・有心

では、一つずつ詳しく確認しますね。

【成立年代】鎌倉時代初期

文学史対策問題集No.007で勅撰和歌集の時代を整理しました。

もう一度確認しておきますね

『古今和歌集』:平安時代初期

(6つの勅撰和歌集)

『新古今和歌集』:鎌倉時代初期

文学史問題で覚えておくべき勅撰和歌集はこの8つでした。

そして問題になるのは『古今和歌集』と『新古今和歌集』です

『古今和歌集』は平安時代のはじめ
『新古今和歌集』は鎌倉時代のはじめに成立したと覚えておくといいですね

【撰者】藤原定家

『新古今和歌集』の撰者は藤原定家です。
よく問題になりますよ!

藤原定家は『小倉百人一首』の撰者でもあります。

定家の作品で問題になるのは

・『新古今和歌集』
・『小倉百人一首』
・『明月記』:定家の日記
・『松浦宮物語』:物語
・『拾遺愚草』:和歌集
です。
 

定家は基本的には『新古今和歌集』の撰者として問題になることが多いですが、その他もときどき見かける問題です。

余力が出てきたら覚えておきましょう~

【ジャンル】勅撰和歌集

「勅撰和歌集」とは天皇が選ぶor天皇の命令で選ばれた和歌集でしたね。

『新古今和歌集』を作る命令を出したのは「後鳥羽院」です。
たまに、マニアックな問題だと出題されることもありますよ~

【特徴】幻想的・幽玄・有心

『新古今和歌集』の特徴を説明するときにはずせないのが「幽玄」という言葉。

うーん。わかりにくい。

辞書(出典:『大辞泉』)をひいてみると、

【幽玄】:物事の趣が奥深くはかりしれないこと。
わかるようなわからんような説明ですね。
 

当時の歌人も、「幽玄は言葉では言い尽くせない」とか言っています。

言葉にできないけど、なんとなく感動や悲しみ、うれしさなど心動かされる感情で「ああ…」ってため息がもれる感じ、と思っておいてください。

『新古今和歌集』の代表歌人

『新古今和歌集』の代表歌人は、

・藤原定家
→『新古今和歌集』の撰者
・藤原俊成
→『千載集』の撰者。定家の父
詳しくは文学史対策問題集No.023参照
・西行
→鎌倉初期の歌人。
詳しくは文学史対策問題集No.021参照

『新古今和歌集』のまとめ

今回の問題で覚えておくべきことはこちら。(再掲)

★『新古今和歌集』は鎌倉初期に成立
★『新古今和歌集』の撰者は藤原定家
★『新古今和歌集』の代表歌人は、藤原定家・藤原俊成・西行など

勅撰和歌集つながり・時代関係・定家関連でも、問題を作りやすいです。ぜひマスターしておきましょう!

本日はここまで!
お疲れさまでした!

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