文学史対策問題集No.028~随筆について解説~

文学史対策問題集
この記事はこんな人に向けて書かれています

 

・大学受験の文学史対策をしたい人
・随筆について知りたい人

ことのは
ことのは

こんにちは!
国語予備校講師のことのは(@kokugohaku)です!

過去問を分析した国語予備校講師が、
効率よく文学史問題を対策するための問題を厳選して出題しています。

さて、本日の問題はどんなのでしょうか?

次のうち、『徒然草』よりもあとに成立した作品はどれか。

 

1.方丈記
2.玉勝間
3.枕草子
4.日本霊異記

『徒然草』がいつくらいに成立した作品か見当はつきますか?

(実は、○○よりあとに成立した作品は?系の問題は、答えが一つしかないなら、選択肢の中でいちばん新しい作品を選んでおけばいいんですけどね)

とはいえ、文学史の問題を解くうえで必要な知識です。

さて、答えは決まりましたか?

答え

2.玉勝間

★『枕草子』は約西暦1000年に成立した清少納言の作品
★『方丈記』は鎌倉時代初期に成立した鴨長明の作品
★『徒然草』は鎌倉時代後期に成立した兼好法師の作品
★『玉勝間』は江戸時代に成立した本居宣長の作品

今回は『玉勝間』が江戸時代の作品であることが分かれば解けた問題です。

しかし「三大随筆」の成立年代はよく問題になりますので、今回対策してしまいましょう!

解説~随筆と『徒然草』について~

日本には「三大随筆」と呼ばれる作品があります。

『枕草子』
→詳しくはNo.012
『方丈記』
→詳しくはNo.025
『徒然草』
この下で確認しますね。

では、まだ紹介していない『徒然草』の基礎データを確認していきますね。

【作者】兼好法師
【成立年代】鎌倉時代後期
【ジャンル】随筆

では一つずつ解説を。

【作者】兼好法師

作者は兼好法師です。
テキストによっては「吉田兼好」とか「卜部兼好」とか表記されていることもあります。
どれも正解なので自分の覚えやすいもので覚えておきましょう。

【成立年代】鎌倉時代後期

成立年代は鎌倉時代の「後期」

鎌倉時代はもちろんのこと、「後期」というところまで聞かれることが多いのでイメージを持っておきましょう。

(以下おまけ話)
『徒然草』の成立は鎌倉時代後期ですが、成立後200年くらい眠っており、実際に読まれ始めたのは江戸時代だそうです。

受験で問われるのはいつ成立したのか?という成立史ですが、いつ流行ったのか?に注目する「受容史」の観点で見ると、また違った見方になっておもしろいですよ。

【ジャンル】随筆

『徒然草』は「随筆」にジャンル分けされます。

随筆とは…
筆者の意見や感想、体験談など心に浮かんだことをそのまま文章に書いたもの

日記に近いですね。カタカナ語にすると「エッセイ」とも言いますね。

古典作品には「日本三大随筆」と言われる作品があります。

3つまとめて紹介しますね。

『枕草子』→『方丈記』→『徒然草』
成立順と作者はしっかり覚えておきましょう。頻出です。

三大随筆は

・作品名
・作者名
・成立年代
・ジャンルは「随筆」である

以上のことを覚えておけば随筆に関連する問題は解けますよ!

随筆のまとめ

今回の問題で覚えておくべきことはこちら。(再掲)

★『枕草子』は約西暦1000年に成立した清少納言の作品
★『方丈記』は鎌倉時代初期に成立した鴨長明の作品
★『徒然草』は鎌倉時代後期に成立した兼好法師の作品
★『玉勝間』は江戸時代に成立した本居宣長の作品

本日はここまで!
お疲れさまでした!

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